『第5回建築訴取消訴訟口頭弁論』のお知らせ

私たちの環境訴訟も開廷以来ちょうど一年になります。長く忍耐のいることですが、原告団一同はそれに耐えながら新しい展望を求めて頑張って、資料づくりの最後のまとめ作業に入っております。つぎの法廷ではそれが明らかになるはずですが、今後とも変わらぬ…

最高裁判決の『たぬきの森』と『鴬谷計画』は同一

地球温暖化と二酸化炭素問題は人類の生存に関わる緊急の問題であります。資源の枯渇や環境の悪化を招く乱開発、利益優先思想や社会的倫理観の喪失などと訣別した、人間性の回復とともに人類の共生や社会の進化を目指す時機が到来しております。 副都心区・新…

《渋谷区鴬谷環境訴訟》の経過と今後の方針

しばらくご連絡の間隔が空きましたが、《渋谷区鴬谷環境訴訟》の経過と今後の方針をご報告します。建築許可取消訴訟についての次回の口頭弁論の期日 開廷日 3月2日(火) 13:45 場 所 東京地裁 第2部 5回522号法廷 交 通 営団地下鉄・霞ヶ関*皆…

“たぬきの森”をめぐる違法建築裁判 住民側の全面勝訴

本日(12月17日)、最高裁判所の第1小法廷で開かれた、“たぬきの森”をめぐる違法建築裁判の判決で、最高裁は新宿区の上告を全面的に退け、住民側の最終的な全面勝訴が確定しました。 建築計画のお知らせ 開発前現場空撮 開発の概要 違法と判断された4m幅の道路…

裁判の審理中途での打ち切りは行政への加担

東京地裁民事3部八木一洋裁判長の暴挙 去る11月13日の『渋谷区鴬谷計画開発許可取消訴訟』の第4回口頭弁論が開かれました。当日私たちの第3準備書面においては、渋谷区長の開発許可権限の法的根拠に関する主張について、確固たる法令上の根拠を示した…

《渋谷鴬谷環境訴訟》

今度の総選挙による政権の交替は新しい時代の幕開けを告げるものでありました。また、住民が環境保護を訴えた〈鞆の浦訴訟〉の勝利の判決は、まことに画期的なもの、同様なたたかいを挑んでいるものに限りない勇気を与えてくれます。さて、鴬谷環境訴訟の次…

裁判はいよいよ緊迫した状況になります

私たちの7月3日の「開発許可取消」裁判の第2回口頭弁論は、お陰様で多数の支援者が傍聴席を埋めてくださり、原告団は勇気付けられました。 さらに引き続いて、「建築確認取消」の裁判を提訴しましたが、前者との併合審理から分離して、以下のように別々に…

私たちの環境裁判は、冤罪から無罪を勝ちとるたたかいです

警察と検察庁の捏造を、裁判所も見抜けなかった冤罪事件 足利事件の菅谷さんが18年間も拘束されていた菅家さんが、自由の身になったことが新聞・テレビで伝えられました。これは権力側の主張だけを鵜呑みにして、本人の無罪の訴えと客観的事実に耳を傾けな…

《澁谷鴬谷環境裁判》5月15日いよいよ始まる!

皆さまの心からの応援をお願いいたします 私たちの暮らす渋谷区鴬谷・猿楽・鉢山地区は、東京の中心にありながら豊かな緑と遺跡のある文教地区であり、渋谷区憲章には、自然と文化の安らぎのまち、創意あふれる生活文化都市を目指すと掲げられております。 …

緊急!広尾の羽沢ガーデンについて三菱地所開発取り下げ

渋谷区広尾3丁目の《羽沢ガーデン》は、近隣住民の開発取消の行政訴訟が行われておりましたが、このほど開発を推進する三菱地所はそれを取り下げることが判明いたしました。 これは羽沢ガーデンの自然環境保護を訴える住民の一致した意見であり、区民の共通…

地上げ18億円雑税容疑 住友不動産の『南平台建設計画」本格的捜査へ

読売新聞は、渋谷区の南平台の開発を巡る地上げ委託手数料として得た所得税約60億円について、東京地検は都心の一等地の地上げに絡む大型脱税事件として一面で報じている。地上げの行われたのは渋谷区の南平台国道246沿いの土地で、すでに朝日新聞など…

西松建設裏金疑惑で社長ら逮捕西松建設株式会社の「不正裏金づくりは」国松幹雄社長が考え出したシステムだと言われるが、経理畑の出身ながら異例の出世をしていた。裏金の総額は10億円余といわれるが、それは原子力発電や政界などにひろくばらまかれた様…

住友の南平台計画に暴力団関与

渋谷区南平台8番地の旧NCRの跡地は住友不動産が近隣を含めて8000平メートル余に高層ビル型計画をたてて、近隣への開発計画の説明会はすでにおえ、地下の構造物撤去作業を終えていたが、最近近隣の私有地の地上げ暴力団が絡んでいたことが発覚し、さ…

渋谷建設審査会、住民の取消申請を棄却

かねて渋谷区建設審査会に建設許可取消の申請をしていたがこのほど棄却の通知がきた。審査会なんて名前は仰々しいが審査は40分の時間制限付きで、審査は儀式的で形骸化されたもので、それは表面的・形式的な論理で一貫しており、住む住民の切実な訴えに耳…

建設審査会の先生に

【上の写真説明】エバーグリーンパークホームズと呼ばれていた当時のエントラス周辺↑ 【下の写真説明】遺跡の破壊と同時に、区指定の保存林は切り倒され、住民の指摘で急遽、20年7月の酷暑の時期に余所から持ち込まれて移植された。↓ 私たちの願いは、歴…

住民感情を無視したポスター

9月25日、17000平方の《鴬谷開発計画地》敷地周囲を廻らす、都市の新しい公害とも言える白色フエンスの刺激的な発色とともに、太陽の反射熱の応急防止措置を申し入ていたが、建設業者はとつぜん大きさ1メートル×1メートルのイメージ写真ポスター2…

外為法違反事件で西松社長宅を家宅捜索

住友不動産と手を組んで鴬谷町開発を進めている西松建設は、かねて同社の元幹部が海外事業で捻出した裏金1億円を無断で国内に持ち込んだとして報道されておりましたが、西松建設株式会社・國澤幹雄社長の自宅が家宅捜査を受けました。 同社長は、1995年…

総合設計制度とは

総合設計制度は、基本的に周辺地区と環境整備に貢献すると建築主が主張する建築計画対して、この計画が何らかの環境整備に対するメリット(ギブ)を与え、その代償として、周辺区域が未利用の容積率や建築物の高さを利用して、この計画につき規制を緩和した…

渋谷建築審査会 開催される

10月9日 午後1:30より、「(仮称)渋谷鶯谷町計画」についての澁谷建設審査会が、渋谷区役所A会議室で開かれました。 もともとこの渋谷区鴬谷13番は都市計画法では第2種低層住宅専用地域と決められ、建蔽率60% 、高さは12メートル、容積率は…

うぐいす住宅建て替え計画」説明会における発言要旨

私は渋谷区鴬谷町に住む者です。 皆さんは隣接地のエバーグリーンパークホームズの建設工事が、建築基準法、都市計画法違反で中止になっていることをご存知でしょうか。(会場粛然となる) まず、はじめに鹿島建設にご質問いたしますが、御社にはコンプライ…

『新修澁谷区史』では「堙滅」と記録されている。  《渋谷区鶯谷遺跡》は区民の貴重な財産です!

本投稿のタイトルにある堙滅(いんめつ)とは、うずもれて消える、消え失せる、の意味です。 昭和46年渋谷区発行の『新修渋谷区史』は、B5判の上・中・下の3巻からなる渋谷区教育委員会編集の渋谷区の正史で、この上巻の「第1章 石器時代の渋谷」の「…